障害者職業総合センター
 

新刊の調査研究報告書・資料シリーズ・マニュアル等のご紹介

概ね過去1年以内に刊行した調査研究報告書・資料シリーズ・マニュアル等を掲載しています。

調査研究報告書

No.133 精神障害者及び発達障害者の雇用における職務創出支援に関する研究(2017年3月)
 障害者の担当職務の選定、さらなる能力発揮の支援、キャリア形成の支援について、職務創出支援モデルとその考え方、27の職務創出支援事例を提供する資料として、障害者雇用を検討している企業、障害者を雇用している企業、就労支援機関において活用されたい。
No.134 保健医療、福祉、教育分野における障害者の職業準備と就労移行等を促進する地域支援のあり方に関する研究(2017年3月)
 本研究では、保健医療、福祉、教育分野を含む地域機関・職種における障害者の職業準備と就労移行等を促進する支援を効果的に実施するにあたって、最も基本的な内容であるにもかかわらず、地域の関係者の多くには共有されていない分野横断的な「障害者就労支援の共通基盤」として、「①障害者就労支援の基本的枠組み」と「②多分野間の障害者就労支援の共通理解のポイント」の2点を新たに明らかにした。今後、共生社会の理念の広がりを踏まえて関係者が地域等で就労支援の役割分担や連携を検討する際、これら関係者が共有できる共通目標、就労支援のポイント、それぞれの専門性を活かした具体的取組のヒントを確認するために活用されたい。
No.135 発達障害者に係る地域の就労支援ネットワークの現状把握に関する調査研究 −発達障害者支援法施行後10年を迎えて−(2017年3月)
 発達障害者の就労支援ネットワークの形成状況を探るとともに、その課題を抽出した。アンケート調査では、発達障害者支援センター、障害者就業・生活支援センター、地域障害者職業センターにおける利用者の状況や支援体制の課題等を把握した。ヒアリング調査では、アンケート調査で捕捉できなかったネットワークの状況等を聴取した。就労支援機関で発達障害者の就労支援ネットワークの現状及び課題を共有することに活用されたい。
No.136 発達障害者のコミュニケーション・スキルの特性評価に関する研究(その2) −新版F&T感情識別検査の試行に基づく検討−(2017年3月)
 発達障害者のコミュニケーションや対人態度の問題を改善する上で、非言語コミュニケーションの特性を客観的に評価することは重要である。新版F&T感情識別検査では、音声や表情から他者の感情を正しく読み取れているか、さらに曖昧な感情表現からの読み取りに偏りがあるかを評価することで、特性理解や支援計画の立案、職場での配慮事項の検討等への活用が期待できる。
No.137 障害者の就業状況等に関する調査研究(2017年4月)
 本報告書は、公共職業安定所の職業紹介により就職した障害者(身体障害者、知的障害者、精神障害者、発達障害者)の職場定着状況に関する調査を集計・分析した結果を提供する基礎資料である。行政機関をはじめとして、就労支援機関、企業において活用されることが期待される。

資料シリーズ

No.95 保健医療、福祉、教育分野における障害者の職業準備と就労移行等を促進する地域支援のあり方に関する関連データ・資料(2017年3月)
 調査研究報告書134に関連するデータ・資料として適宜参照されたい。①2015年に実施した「障害者の就労支援ニーズの拡大に応える関係機関・専門職の現状と課題に関する調査」の単純集計結果、②地域障害者職業センターの関係機関への助言・援助業務に関する調査結果、③障害者本人への先行調査に基づいて障害種類別の就職前から就職後の就労支援ニーズと効果的支援のあり方を再整理した結果を掲載した。
No.96 就労支援機関と精神科医療機関の効果的な情報交換のあり方に関する研究(2017年4月)
 本研究を基に、就労支援と精神科医療との情報交換・情報共有のためのマニュアルを作成したが、本資料シリーズは、その作成過程を分かるように記述している。実践で求められるスキルなどを明らかにする研究者は、本資料シリーズでその具体的な事例を知ることができる。また、マニュアルに掲載されていない様々な情報交換の視点や方法を巻末資料に収めており、より詳細について学びたい実践者の参考になる。
No.97 専門的な雇用支援が必要な若年軽度知的障害者の実態把握に関する基礎調査(2017年4月)
 本研究は、ハローワーク、地域障害者職業センターに対する質問紙調査、ヒアリング調査により、一般校を出た軽度の知的障害者がどのような就労状況にあり、どのような課題があるかを調査したものである。学校、ハローワークの一般窓口、若年者向け支援機関において、それらを利用する軽度知的障害者の現状を把握することに活用されたい。
No.98 農業分野における障害者雇用の現状と可能性に関する研究(2017年4月)
 農業では、障害者雇用がさらに進展することが期待される。また、農業分野において障害者雇用に先行して取り組む企業の16事例では、障害者雇用を始めたきっかけ、農業特有の作業環境や働き方を踏まえた配慮事項などが明らかにされており、農業分野への参入を検討している企業、支援者等に活用していただきたい。

各種教材、ツール、マニュアル等

52 障害や疾病のある人の就労支援の基礎知識 〜誰もが職業をとおして社会参加できる共生社会に向けて(2017年3月)
 共生社会に向けて障害者就労支援の関係者が広がる中、分野・機関・職種を越えて共有できる共通目標(Why?)、就労支援のポイント(How?)、それぞれの専門性を活かした具体的取組のヒント(What?)を、我が国の実態と課題を踏まえてまとめたものである。初めて障害者就労支援に取り組むこととなった様々な背景をもつ専門職、当事者、事業主等、及び従来では対応が困難であった課題に新たに取り組むこととなった就労支援経験者等の活用を想定している。
53 新版 F&T感情識別検査 (ソフトウエア インストールDVD)(2017年3月)
 新版F&T感情識別検査は、基本的な感情(喜び・悲しみ・怒り・嫌悪)を表現した音声や表情から感情を読み取る際の特徴を評価する「4感情評定版」と、曖昧な感情表現からの感情の読み取りに関する特徴を評価する「快‐不快評定版」の二つの検査から構成される。本検査の利用により、音声(Tone)や表情(Face)といった非言語的情報から相手の感情を判断することの困難性や感情の読み取りの特徴の把握、さらに、コミュニケーションの支援の検討に役立てることが期待される。
54 援助付き就業ハンドブック(2017年4月)
 ILO(国際労働機関)及びWASE(国際援助付き就業協会)による2014年の「Handbook: Supported Employment」の翻訳である。援助付き就業は、障害(できないこと)ではなく能力(できること)に焦点を置き、障害者と雇用主の両面への支援を行うもので、我が国に限らず国際的にも普遍的な障害者就労支援のあり方として発展してきた。本書では諸外国での取組例が紹介されており、障害者権利条約の「障害者が他の人と同等に働く権利」を目指す関係者の参考となるだろう。
55 就労支援と精神科医療の情報交換マニュアル(2017年4月)
 就労支援と精神科医療との効果的な情報交換・共有・連携に資するための視点や方法を分かりやすく記載している。就労支援機関から医療機関への具体的な問合せの方法、就労支援機関と医療機関とが協議する際の留意点、精神科医向けの「主治医の意見書」の書き方などを具体的に紹介しており、就労支援と精神科医療の双方の関係者にとって必携の書である。


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