障害者職業総合センター
 

新刊の調査研究報告書・資料シリーズ・マニュアル等のご紹介

概ね過去1年以内に刊行した調査研究報告書・資料シリーズ・マニュアル等を掲載しています。

調査研究報告書

No.143 障害者雇用制度の改正等に伴う企業意識・行動の変化に関する研究(2019年3月)
  • 今回の調査研究では、平成25年に改正され段階的に施行される障害者雇用促進法の改正事項及び関連事項のうち、精神障害者の法定雇用率算定基礎算入及び法定雇用率の見直し、そして、障害者雇用の質的向上に関係する障害者差別禁止規定・合理的配慮提供義務規定を中心に障害者雇用制度への企業の意識・行動の一端を把握することができた。
  • ヒアリングによる企業調査の内容については、企業の障害者雇用に向けた独自の工夫や活動事例が障害者雇用に苦慮している事業主の参考になるものと思料される。また、質問紙による企業調査の結果は、障害者雇用制度に対する企業の意識・行動を俯瞰することができることから、企業支援に向けた対応策を検討するための基礎的資料になることが期待される。
  • また、合理的配慮提供義務規定に関する企業の認知状況やニーズを踏まえて、「合理的配慮提供のポイントと企業実践事例」を作成したので、適切な合理的配慮の提供に向けたマニュアルとして企業を始め就労支援機関等で幅広く活用されることが期待される。
No.144 支援困難と判断された精神障害者及び発達障害者に対する支援の実態に関する調査 −地域の支援機関から地域障害者職業センターに支援要請のあった事例について−(2019年3月)
 本報告書は、支援困難に関する要因について一定の整理を行い示した基礎的な資料である。行政機関をはじめとして、就労支援機関等において活用されることが期待される。
No.145 障害の多様化に対応した職業リハビリテーション支援ツールの開発(その2) −ワークサンプル幕張版(MWS)新規課題の開発−(2019年3月)
 本研究では、「ワークサンプル幕張版」について、難易度が高く、より実務に即したワークサンプルを開発して欲しいとの要望に応え、「給与計算」「文書校正」「社内郵便物仕分」の3つの新たなワークサンプルを開発した。
 復職や再就職を目指す支援対象者(気分障害、適応障害、発達障害、高次脳機能障害などのある人)に活用した事例を紹介し、新規課題で強化及び追加されたMWSの機能、障害特性に応じた効果的な活用方法、実施上の留意事項を記載している。また、新規課題に関する一般参考値も掲載している。
No.146 効果的な就労支援のための就労支援機関と精神科医療機関等の情報共有に関する研究(2019年3月)
 効果的な就労支援のための就労支援機関と医療機関等との情報共有のノウハウを普及するための方法が紹介されており、機関間連携を促す研修等の企画・実施の参考になる。また、開発した「情報共有シート」は本人が自分の状況を見える化し、その情報を関係者と共有することで、適切なセルフケアやラインケア、外部の専門的なケアにつながるコミュニケーションを円滑にし、職業生活の継続に資することが期待される。
No.147 地域関係機関・職種による障害者の就職と職場定着の支援における役割と連携のあり方に関する研究(2019年3月)
 障害者の就職と職場定着の総合的支援とは、究極的には幅広い関係者が「障害や疾病のある人たちにインクルーシブな企業・職場と地域社会づくり」を目指すものである。国内外の好事例とワークショップ等による新たなアイデアを、地域の幅広い関係機関・職種向けの啓発用冊子としてまとめた。幅広い関係者が、成功ビジョンを共有しワークショップ等により共通目標の下に役割分担・連携に取り組むために活用されることが期待される。
No.148 障害のある労働者の職業サイクルに関する調査研究(第5期) −第5回職業生活前期調査(平成28年度)・第5回職業生活後期調査(平成29年度)−(2019年3月)
 本報告書は、長期継続調査の中間報告としての集計結果及び現時点で検討された分析結果である。行政機関をはじめとして、当事者団体、事業主団体及び事業主、就労支援機関等において活用されることが期待される。
No.149 視覚障害者の雇用等の実状及びモデル事例の把握に関する調査研究(2019年3月)
 視覚障害者の雇用の実状を多角的に把握できる報告書であり、以下の場面において活用されることが期待される。
  • 事業主には、視覚障害者雇用に取り組む際の雇用管理上の留意点や他社の実状を把握する際。
  • 視覚障害当事者には、就職、再就職、職場復帰、継続就業等に際し、ハローワークでの求職活動の状況や、事業主の受入れの状況等を把握する際。
  • ハローワーク、就労支援機関、障害福祉機関、医療機関等には、視覚障害者の職業紹介、事業主支援、職業評価等の支援に際して、雇用上の課題、支援のポイントを検討する際。

資料シリーズ

No.102 就労に必要な移動等に困難がある障害者の実状等に関する調査(2019年4月)
 移動等困難障害者を、移動困難をもたらす要因により、「交通制約者」、「移動制約者」及び「移動困難者」に分類し、移動等困難障害者に対する支援について、通勤支援、事業所内・事業所外での移動支援及びその他の支援に分けて整理した。その結果、移動等困難障害者の抱える課題に対し、様々な工夫や配慮、個別性に応じた支援に関する多くの示唆を得ることができた。また、これらの問題を、障害者だけの問題としてではなく、職場全体の問題、地域全体の問題として考え、解決を図っていくこと、十分なコミュニケーションをとりながら、障害者と共に働くことを当たり前と考える企業風土の醸成、心のバリアフリー化を図っていくことが何よりも重要である。移動等困難障害者の雇用及び職場定着の促進に向け、本研究で得られた情報を活用することができる。

各種教材、ツール、マニュアル等

58 合理的配慮提供のポイントと企業実践事例 〜「障害者雇用制度の改正等に伴う企業意識・行動の変化に関する研究」企業調査結果より〜(2019年3月)
  • 合理的配慮提供のための基本的理解と配慮事例を一覧にしているので、障害特性等を踏まえた合理的配慮について学習することができる。
  • 「合理的配慮提供」セルフチェックシートにより、自身の合理的配慮提供に関する理解状況を確認することができる。
  • 障害者雇用制度の改正等に伴う企業意識・行動の変化に関する研究における企業調査から得られた合理的配慮の実践事例についても掲載しているので、合理的配慮提供を行う際の参考になる。
  • 適切な合理的配慮の提供に向けたマニュアルとして企業を始め就労支援機関等で幅広く活用することができる。
59 ワークサンプル幕張版(Makuhari Work Sample(MWS))改訂・新ワークサンプル開発 ご案内(2019年3月)
 本研究(調査研究報告書No.145)では、「ワークサンプル幕張版」について、難易度が高く、より実務に即したワークサンプルを開発して欲しいとの要望に応え、「給与計算」「文書校正」「社内郵便物仕分」の3つの新たなワークサンプルを開発した。本リーフレットは、改訂課題及び新規課題の開発のポイント、改訂及び新規課題開発の概要について簡潔に説明をしたものである。改訂課題の内容や新規課題の概要を把握する際に、活用することができる。
60 情報共有シート活用の手引(2019年3月)
 情報共有シートは本人が自分の状況を見える化し、その情報を関係者と共有することで、適切なセルフケアやラインケア、外部の専門的なケアにつながるコミュニケーションを円滑にし、職業生活の継続に資するツールである。本手引では、シート利用の本人への提案、シート作成、シートを介した関係者との情報共有の仕方などを解説した。シートの概要が掲載された導入編、詳細な解説が掲載された解説編から構成されている。
61 地域関係機関・職種の連携による障害者の就職と職場定着の支援(2019年3月)
 障害者の就職と職場定着の総合的支援とは、究極的には幅広い関係者が「障害や疾病のある人たちにインクルーシブな企業・職場と地域社会づくり」を目指すものである。国内外の好事例とワークショップ等による新たなアイデアを、地域の幅広い関係機関・職種向けの啓発用冊子としてまとめた。幅広い関係者が、成功ビジョンを共有しワークショップ等により共通目標の下に役割分担・連携に取り組むために活用することができる。
62 目が見えなくなってきた従業員の雇用継続のために(企業の人事担当者、管理者の皆さまへ)(2019年3月)
  • 事業主、産業医・産業保健師等の産業保健スタッフには、眼疾患の新たな罹患・進行により、在職中に視力や視野の障害が現れた社員への対応の検討や、当該社員との相談に際して活用することができる。
  • 在職中に眼疾患にかかり通勤や仕事に支障を感じ始めた社員には、仕事を続けるための方法や、先行事例についての情報を得ることができる。
  • 医療機関、障害福祉機関、就労支援機関等には、在職中の中途視覚障害者との相談に活用することができる。
63 ワークサンプル幕張版(MWS)新規課題(給与計算・文書校正・社内郵便物仕分)(2019年3月) → 準備中
64 ワークサンプル幕張版(MWS)新規課題(簡易版) −携帯用マニュアル−(2019年4月)
 ワークサンプル幕張版(MWS)には、主に初期評価や作業体験で用いられる「簡易版」と、作業能力の向上や補完方法の習得、ストレス・疲労のマネジメントスキルの確立に向けた支援に用いられる「訓練版」があります。
 この携帯用マニュアルは、今後市販予定のMWS新規課題を使用する際に、実務担当者が実際の支援現場で活用できるように、MWS新規課題の準備や配置図、教示方法、対象者からの代表的な質問への対応について記載しており、MWS新規課題を実際の支援で活用する支援者向けに作成したマニュアルです。
 MWS新規課題の理論や支援技法などは、調査研究報告書145「障害の多様化に対応した職業リハビリテーション支援ツールの開発(その2) −ワークサンプル幕張版(MWS)新規課題の開発−」に記載しておりますのでご覧ください。そのうえで実際にMWS新規課題を使用する際に、この携帯用マニュアルをご活用いただきますと、より効果を発揮するものとして作成しています。


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