障害者職業総合センター
 
 

調査研究報告書NO.47

職業リハビリテーション過程における情報伝達の方法に関する研究

執筆担当者

小澤昭彦 障害者職業総合センター研究員
吉光清 障害者職業総合センター主任研究員

(目的・方法)

 職業リハビリテーション過程において、障害者の個人情報の収集、伝達は重要である。特に一般雇用を目指した求職活動期にある障害者への支援にあたって、雇用支援の専門職から、障害者を選考しようとする事業所や関係機関にどんな種類の情報(主として個人情報)を、どんなタイミングで、どのように伝えていくべきかは重要な問題であり、その時点での対応が、障害者の職業生活の実現、継続への鍵を握っていると考えられる。本研究は、障害者の雇用支援を行う専門職のノウハウの蓄積、及び、職業リハビリテーションカウンセリング技法の形成に資することを目的に、雇用支援の専門職に対する面接調査を通して、採用選考時における障害者の個人情報(収集)伝達のコツや配慮事項を整理した。

(結果の概要)

 序章と第1章では、本研究の基礎となる考え方や概念を整理した。第2章では、研究の目的、具体的実施方法について述べ、第3章では、知的障害領域でのヒアリング結果を、第4章では、精神障害領域でのヒアリング結果をまとめ、考察した。第5章では、情報伝達の基本的あり方について、ヒアリング結果を踏まえながら、職業リハビリテーション過程における情報伝達の課題についてまとめた。巻末資料として、知的障害関係、精神障害関係のヒアリング結果のうち、情報の収集と共有、情報伝達の合意形成、他機関への提供、事業所への伝達方法について、機関別に代表的な6件についてまとめたものを添付した。また、進行性筋ジストロフィー及び重度視覚障害者の就労支援における個人情報伝達について、本研究で実施したヒアリング結果を基にまとめたものを参考資料として添付した。

目 次

概要

序章  情報化社会と情報への権利

第1章 研究のための概念整理

第2章 本研究の目的と方法

第3章 知的障害領域でのヒアリング結果

第4章 精神障害領域でのヒアリング結果

第5章 職業リハビリテーション過程における情報伝達の課題

資料

参考資料

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