障害者職業総合センター
 
 

調査研究報告書NO.51

ユーザーニーズに基づいた拡大読書器の開発─中途弱視者に配慮した拡大読書器の開発に関する研究─

執筆担当者

岡田伸一 障害者職業総合センター主任研究員

(目的・方法)

 職場や学校等で拡大読書器を長時間使用しなければならない弱視者のニーズに対応した拡大読書器を試作し、その基本仕様と試用評価結果をメーカーをはじめ関係者に提供し、試作拡大読書器の製品化を目指す。

(結果の概要)

 拡大読書器は弱視者の重要な就労支援機器で、開発から四半世紀以上が経過し、技術的には確立した支援機器のようにみえる。しかし、職場等でのユーザーからは、小型・軽量化への強い要望がある。そこで、従来の据え置き型に替わる液晶モニターとフリーアームを活用した「省スペース型」と、これまで見落とされがちであった職場や学校の中での移動を容易にする「構内可搬型」の2種類の拡大読書器の試作を行った。さらに、この研究から、日本初のノートパソコン利用型の拡大読書器も生まれている。
試作拡大読書器写真
省スペース型試作拡大読書器
省スペース型試作拡大読書器
構内可搬型試作拡大読書器
今後、モニターサイズを5.6インチから10インチ程度に改良する予定である。
ノートパソコンを利用した携帯型拡大読書器
USB対応の小型カメラ(約300g)をパソコンに接続するだけで簡便な拡大読書器機能を実現する。平成14年12月よりベスマックス社から「デジタルルーペ」の商品名で発売された。

目 次

概要

はじめに

第1章 拡大読書器の概要

第2章 省スペース型拡大読書器の試作

第3章 構内可搬型拡大読書器の試作

第4章 提案

終わりに

資料

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