障害者職業総合センター
 
 

資料シリーズNO.28

脳損傷者の就業定着に関する研究

執筆・報告担当(執筆・報告順)

田谷勝夫 障害者職業総合センター 主任研究員
清水亜也 障害者職業総合センター 研究協力員

(目的・方法)

 高次脳機能障害を有する脳損傷者の就業定着に焦点をあて、職業リハビリテーション領域の脳損傷者を対象として、個人の障害特性および事業所の支援・配慮と就業定着状況との関係についての実態調査を実施し、就業定着可能群と定着困難群の比較を通して、就業定着のための支援についての基礎資料を提供している。

(結果の概要)

第Ⅰ部
 問題の所在を明らかにする目的で、医療リハ領域における脳損傷者の位置づけと対応の流れを整理した。また、脳損傷者の就労支援に際し、重大な阻害要因となると言われる「高次脳機能害」については統一された概念規定がないので、識者や機関の定義・考え方を示すとともに、最近行われた東京都と名古屋市の高次脳機能障害 実態調査の概要を紹介した。
第Ⅱ部
 職業リハビリテーションに関係する2つの機関を利用した脳損傷者の実態調査結果を整理した。第1、2章は労災認定を目的に東京労災病院を受診した脳外傷者を対象に、初回調査として個別面接ヒアリングによる障害特性と就労状況の関係把握を行い、追跡調査として郵送アンケートによる就業状況のフォローアップ調査結果をとりまとめ、脳外傷者の障害特性と就業定着との関係についての考察を行った。第3章は就労支援を目的に障害者職業総合センターを利用した脳損傷者を対象に、障害特性の把握とその後の就労状況の関係把握を行い、職リハ専門機関を利用する脳損傷者の就業定着要因について検討した。

目 次

概要

第Ⅰ部 問題の所在

第1章 研究の背景

第2章 高次脳機能障害

第3章 先行調査研究

第4章 本研究の目的

第Ⅱ部 脳損傷者の障害特性と就労状況実態調査

第1章 東京労災病院における脳外傷者面接調査

第2章 東京労災病院における脳外傷者追跡調査

第3章 障害者職業総合センター利用の脳損傷者の実態・追跡調査

資料

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